こんにちは。株式会社縁の山田です。
今回は、生命保険金の請求方法についてのコラムです。
故人が加入していた生命保険の契約内容を相続人が把握できていれば問題ないのですが、
保険証券が見つからず詳細を確認できない場合は、どのように手続きすればよいのか確認しておきましょう。
<例>
一人暮らしをしている父が亡くなり、相続手続きを行おうとしている。
預金口座から毎月定額の引落しがあり、生命保険料の支払ではないかと思っているが、
保険証券が見つからない場合。
このような場合、どのように手続きを進めればよいでしょうか?
まずは以下のような手がかかりとなる書類を探してみてください。
① 契約内容のお知らせ
保険会社が年に1回、契約状況を知らせるために契約者宛てに送付しています。
発送時期や様式は会社によって異なりますが、封書で送付されるケースが多いです。
② 保険料控除証明書
保険料の支払があった場合、9月から11月頃に保険会社から契約者に送付されます。
保険料だけでなく、保険契約の証券番号や保険種類も記載されているため、契約の概要を確認することができます。
③ 契約時に交付されている書類など
保険契約の締結時には、申込書の控え、設計書、約款、ご契約のしおりが交付されます。
これらの書類が保管されていないか確認しましょう。
上記の書類が見つかった場合は、前回ご説明した手順に沿って保険会社に契約照会および請求手続きの依頼を行いましょう。
また書類以外にも、生命保険会社の社名が入ったカレンダーやボールペンなどのノベルティグッズから保険会社の特定に繋がるケースもあります。
ノベルティグッズの中に加入していたと思われる保険会社があれば、死亡診断書や戸籍謄本を準備のうえ、保険会社に問い合わせてみましょう。
相続手続きを進める場合、これらの請求手続きは多くの場合、行う必要が出てくると思います。
これらをスムーズに行えるよう、ご準備しておくこともおすすめです。
また、こういった手続きを含め、相続手続きに関して全体的にご相談されたいと言った場合には、必ず「相続専門」の相談窓口へお問い合せされることをオススメ致します。
相続に関する手続きや制度は年々変更されたり、刷新されております。
そういった場合において、相続専門の会社であればスムーズに最新の情報をご提供できます。
弊社でも相続専門にお取り扱いしている相談窓口を常設しておりますので、
よろしければご活用ください。
初回のご相談は無料ですので、お気軽にご利用いただけます。