こんにちは。株式会社縁の山田です。
本日はあまり皆さん耳馴染みがないのではないかと思われる「教育資金の一括贈与制度」というものについてのコラムです。
「教育資金の一括贈与制度」は、子や孫の教育資金を1500万円まで非課税で贈与できる制度です。
一見、とても便利な制度のようですが、すでに、このブログでも紹介いたしましたが、思わぬ「落とし穴」もあるようです。
私どもがご相続のお手続きをお手伝いした方々の中でも、以下のようなお声を頂戴したことがあります。
(ケース1)
1500万円の枠いっぱい使わなければ損であるような気持になってしまい、のちのちの生活費が不安になるような金額を渡してしまった。
息子からは、「僕らはそんなに生活に困っていないんだから、そんなに沢山は要らないよ」と言われていたのだが・・・つい・・・。(ケース2)
精一杯奮発したのに、喜んだのは、長男(孫の親)だけ。生まれたばかりの孫には何の事だかわからない。
それどころか、他の子どもたちからは、「なぜお兄ちゃんのところだけそんな優遇するのか」とクレームが出た。
兄弟仲に傷を付ける位なら、少しずつ欲しい時に渡す方が喜ばれたのかも・・・。
「後悔先に立たず」です。くれぐれも熟考の上で制度利用をするようにしてください。
その他にも、ご自身に当てはまる制度や条件が知りたい、といった場合には役所へお尋ねになるか、専門家へご相談ください。
弊社では相続を専門に取り扱う専門家が数多く在籍しております。
初回相談無料の相談窓口も常時開設しておりますので、どうぞお気軽にご利用くださいませ。
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