こんにちは。相続相談サポートセンターの山田です。
遺産相続のトラブルを防ぐため、遺言書をもちいることはよくありますが、遺言書の記載について注意しないとかえってトラブルになることがあります。 その中の一つをご紹介します。実際によく目にすることですが、「一部の財産についての記載漏れがあるとき」は注意が必要です。 例えば、相続財産に、不動産と預貯金があるが、不動産のみ記載があり、預貯金については全く遺言書に記載していないときは、預貯金の手続きに相続人全員の同意が必要となり、結局、同意がもらうことが難しくなるという事態が起こり得ます。 これを防ぐには、特定の財産を記載したときは最後に「〜その他の全ての財産は◯◯が相続する」等の記載をすることによって、スムーズに相続を進めることができます。 遺言書を有効なものにするために、遺言書作成時は、専門家へのご相談をおすすめします。
弊社でも遺言書の相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
2023.9.1